足を作る1

スツールの足を設計していきます。

また、新しい部品を作るので、 コンポーネントlegを作成し、アクティブ化。

スケッチを作成をクリックし、 XZ平面(正面)をスケッチする平面として選択。

まずは、設計しやすくするためのガイドを作ります。 原点から真下、そして真横に線を引きます。

この2つの線を選択し、右クリック > 標準/コンストラクションで 参照線にします。

天板の右端の点から真下に線を引き、

スケッチ寸法で長さを設定します。 450mmと入力しましょう。

更にこの線も、参照線にします。

実際の足の輪郭線を引いていきます。 まずは、地面に着く部分。 一番右の参照線から真左に線を描き、 スケッチ寸法で70mmにします。

もう一本、同じ参照点の端から、座面の下の部分まで、線を伸ばします。

スケッチ寸法で、座面の右端から先ほど描いた線の端点までの距離を50mmにします。

中央の参照線から真横に線を伸ばし、 一番最初に描いた線の端につなげます。

スケッチ寸法で、 はじめに水平に描いた参照線、そして中央の参照線にくっついている線分の距離を150mmにします。

次に、足のそこから伸びている2つの線を選択し、

画面右に出ているスケッチパレットの中にある平行アイコンをクリックします。

すると、先ほど選択した、2本の線が平行になりました。 このように、うまく拘束条件をつけていくことで、パラメータが変わっても形が崩れないデータを作成することができます。

線の端から真左に線を伸ばし、 座面から真上に突き出すように線を伸ばした後、 また真左に線を伸ばして中央の参照線に端が着くようにします。 (下の図参照)

縦の部分の長さを、スケッチ寸法でパラメータwood_thicknessに設定。

中央の参照線から伸びている部分の長さを変えますが、 ここで、複数の線が重なっているためにうまく選択できない時があります。 そういう時はマウスの左ボタンを長押しすると、メニューが現れ、 どのオブジェクトを選択したいのか、選ぶことができます。 メニューからスケッチ曲線を選択します。

この部分をスケッチ寸法で60mmにします。 すると、線が中央の参照線を飛び出てしまいます。

線の左端が中央線に固定されるように少し、修正を加えます。

原点から座面を貫通するように飛び出た参照線を描き、 その参照線と先ほどの線の端の点を選択。

そして、スケッチパレットから一致をクリックすれば、 線の端点が中央の参照線に固定されるようになります

これで、足の半分は完成したのでこれを左右反転してもう半分を作りましょう 次に、スケッチ > ミラーを選択し、 中央の参照線を中心に、スツールの足の輪郭を鏡像反転。

鏡像反転後、先の中に色がつきますが、 邪魔な実線のせいで、中途半端なところで分割されてしまっています。 分割している実線(参照線ではない)をクリックして、参照線化します。

邪魔な線が、参照線化したことにより、 パーツが一体となって選択できるようになります。

スケッチを停止し、 面を選択して、押し出します。

押し出しの時、パラメータを 方向:対称 距離:wood_thickness / 2 と入力して、OKをクリック。これで厚みが片方に偏らず、中心を保ったまま立ち上げることができます。

ひとまず、足の原型ができました。

最後に、足の高さもパラメータでいじれるようにしましょう。

seat_heightという名のパラメータを追加し、 値に450mmを入力します。

モデルパラメータ > legの中に、450mmという値の寸法があるので、 それをseat_heightで置き換えます。

これで、seat_heightの値が変わると、スツールの高さが変わるようになりました。

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